●これからを「つなぐ」ものたちへ 〜創発する場と本とメディアたち、編集の可能性〜
マクロな出版の状況から、人と本との出会いを仲介するメディアとしてのまち/地方出版やリトルプレスなどの新しいまちについてのメディアまで、
「再起動せよと雑誌はいう」の著者であり、「編集進化論」編集者の仲俣暁生氏をゲストにお呼びし、
情報デザインの研究者である渡辺保史氏に聞き手になってもらい、紐解いていきます。
何かと何かを「つなぐ」ことで、編集が創造する関係価値は何をもたらすのか。
進化する編集が、これから先どこへ向かい何を果たすのか。
そのことが僕たちを取り巻く環境にどう影響するのか、営みのその先にあるeditorshipの核心に迫っていきます。
日時:9月23日(日)15:00〜17:00
ゲスト:仲俣暁生
聞き手:渡辺保史
場所:さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ
参加料:500円
主催:さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ
共催:札幌ブックフェス実行委員会
仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年東京都生まれ。フリー編集者、文筆家。『シティロード』、『ワイアード』(1994年に創刊された第一次の日本版)、『季刊・本とコンピュータ』などの編集部を経て、2009年に編集人としてウェブサイト「マガジン航」を創刊(発行元・ボイジャー)、激変するメディア環境のなかで、本と出版の未来をどのように再構築するかを考える媒体として注目を集めている。武蔵野美術大学、専修大学ほかで非常勤講師。出版メディアにかんする著書に『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、編著『編集進化論』(フィルムアート社)、『ブックビジネス2.0』(実業之日本社)など、文芸評論家としての著書に『極西文学論』(晶文社)、『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』(バジリコ)、『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)などがある。
渡辺保史(わたなべ・やすし)